昼の牛たん、夜の牛たん

牛たんは東北地方の仙台の名産としてたいへん大きな知名度を持っています。この街のおみやげものランキングでは常に上位に入り、全国的にも「仙台のおみやげと言えば牛たん料理」という不動の地位を築いていると言っても過言ではないでしょう。
また、専門店のこの料理を見てみても、お店ごとに特徴のある「牛たん塩焼き」は、専門店のセットメニューで一番最初に登場するほど定番の料理で、昼夜を問わず多くの仙台市民の胃袋に収められています。
さて、ここで気になるのは、このお料理の昼と夜のメニューとしての出され方の違いです。ちょっと大げさな言い方をすれば、「昼の牛たん」と「夜の牛たん」にはどのような違いがあるのでしょうか?
まず、昼間のこのお料理は「定食」として提供されることが多く見られます。

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gyu_030特に塩焼きをしたものが定食メニューとして確率しており、お昼時に専門店に行けば、だいたいのところで味わうことが出来ます。基本的に「昼食」ということで、あっさり目に味付けされてお店で出されています。
反面、夜の牛たん料理はボリューム感が前面に押し出されており、芯たんと呼ばれる部位を分厚く切って焼いたメニューや、濃厚なシチューと煮込んだ洋風のお料理が好まれています。仕事も終わり、ほっと一息ついてお腹を満たすにも牛たんは最適ですが、その味付けは昼のそれとは違っている模様です。
このように、仙台の昼の牛たんと夜のそれでは、同じ食材とは言え味付けや料理方法がかなり異なります。時間帯ごとに客のニーズに合わせて様々に表情を変えるのも、この食べ物の魅力かも知れません。